或る先輩の一生

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祖父がかつてお世話になった先輩の話を聞いて、思い浮かべながら描いた作品。

戦争という激動の時代を経て、乗り越え、花束を持った笑顔がじんと胸を打つ。
祖父が先輩を心から尊敬していたのが伝わります。
 
会場では
この作品を前にして
しばらく見入るお客様が本当に多いです。特に、60代から上の方々は、ご自分の両親や知ってる方と重なるようです。

画面越しだけでは伝わりきらない溢れ出る祖父の想いを、ぜひ感じに来て頂きたいです。

絵画展始まりました

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絵画展はまだ始まったばかりだというのに
色んな方から温かい言葉を沢山沢山頂いて
もう胸がいっぱいになって
過呼吸になって、久しぶりに幸せ病発症。笑

幸せ病、
なかなかしんどいんです。
出来ることなら、
みんなに分けたいくらい。

どうしようもなく
全てが幸せで幸せで仕方なくなる。

ただただ
生きてきて良かった。

そんな気持ちでいっぱいになる。

改めて
色んな方からの沢山の愛情や優しさを浴びてきたんだなと気付かされるばかりです。

まだまだ始まったばかり。


体調に気を付けて
油断せずに頑張ります笑

生きづらさ

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生きづらさ
というのを
数年前までピンと来ず。

どちらかと言うと
"生きたい"
と願っていた自分。

最近になって
大人の発達障害なんだよね
と相談されたり
そうであろう同僚と何度か働いたり

大人の発達障害を抱えてる人と
関わる機会が一気に増えました。

そのたびに
当事者や
当事者を取り囲む人の課題を
まざまざと思い知らされては
生きづらさを感じる切なさを気付かされる。

当事者自身が
得意不得意を明確に把握して
得意なジャンルの仕事ができていれば良いのだが
不得意なジャンルの仕事をしていることに気付かず、なにをしても上手くいかず、知らず知らずに負のスパイラルから抜け出せなくなる人もいる。

発達障害のみならず
どの人にも当てはまることではなかろうか。

得意なジャンルを仕事にしていれば、理不尽なお局や理解がない上司に出会っても、仕事のやり甲斐を見出せる。ブラックすぎたら無理に頑張ろうとせず、転職の選択肢ができる。

でも、得意じゃない仕事をしていると、自分を支えられる術が見つかりにくい。自分の努力が足りないからだと足掻いてしまう。

生きていく上で大切なことは
もちろん
友達や支えてくれる人の存在が大事だけれど
自分がなにが好きで
自分がなにが苦手か
自分を知っていくことが
一番大事なのかもしれない。

そして
"好き"を見つけ出して
"好き"を大事にしてほしい。

なにかが苦手な人に対して
ほんの少しでも人に優しくなれるように
自分たちも知っていく必要や想像していく必要があるんだなと。

こちらの言いたいことがうまく伝わらなかったら
違う方法で試したり
本人がどうしたらやりやすいかを聞いていく余裕さを持って行けたらなと思う。

何回やってもうまくいかない人がいたら
なぜできないのかを想像したり、相談してみたり。
もちろん、業務内容や職場によっては、カバーできる範囲も限られてるかもしれないけれど。

無知ほど恐ろしい壁はない。本当に。

これだけ社交性があって明るい私でも、様々な職場や場所で、無知から来るたくさんの心無い差別や偏見を受けてきたからこそ、強く思う。

理解することは無理だけど
知ることはできるはず🌱

 

知ることで優しくなれるきっかけができるはず🌿

出来ないものは、出来ないでいい。

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周りは出来るのに
自分には出来ないこと。

それは恥ずかしいことでも、
自分の努力が足りないとかではない。

得意、不得意は
誰しも必ず
人それぞれにあって
どんなに頑張っても出来ないことがあったりする
どんなに工夫してもできないこともある
どんなに努力しても報われないこともある

もし、
できなかったとしても、
できなかった自分が情けないと思うのではなく、

できない。と分かるまで、諦めずに頑張り続けた自分を褒めてあげてほしい。

出来ないことがあることを
認めてあげることは大事

それも、自分。

出来ないなら出来ないで
潔く認めて
出来ることを武器にしていけば良い

出来ないことがあるくらいで、人生終わるわけじゃない。

出来ることは、ほかにまだまだ沢山あるはず。

 

東京じじの絵たち

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この度、

祖父が遺した絵を、
ついに展示させていただくことになりました。


場所は、私が二度写真展を開催させていただき、大変お世話になったギャラリー&カフェ樹々さんです😭

@gallery_cafe_juju

https://instagram.com/gallery_cafe_juju

 

もともと絵描きを目指していた祖父。
祖母との生活を優先にし、
絵描きは諦めたものの、
定年退職後は部屋にこもって、
ひたすら絵を描き続ける日々。
そんな祖父が描く絵たちは、声が聞こえてくるような世界観。
江戸〜明治〜昭和
長い年月を舞台に、祖父なりに研究し尽くして想いを馳せながら描いてました。

祖父が亡くなって、早4年。
人見知りなのか、
面倒くさがり屋なのか、
自分から展示をしたがらず、、

亡くなる直前に、
"絵を展示してもいいよ、お願いしたい。"
と私に託してくれました。

その気持ちを無駄にしないようにと、
部屋で眠っていた絵たちを、
一人でも多くの方に、
クスっと微笑んでもらえたらと思います😌

 

𑁍𓏸𓈒𓂃𓂃𓂃𓂃🕊𑁍𓏸𓈒𓂃𓂃𓂃𓂃🕊

 

飯田裕美絵画展
東京じじの絵たち
〜古き良き日本の光景〜
2022/3/30(水)~4/30(土)
営業時間
火〜土 11:00〜17:00(ラストオーダー16:30)
定休日 日曜日・月曜日
※カフェでの展示となるため、1ドリンクオーダーお願いします

ギャラリー&カフェ樹々(じゅじゅ)
〒001−0035
札幌市北区北35条西4丁目1-1サトービル1F
無料駐車場 3台有
(近隣に有料パーキングあります)

アクセス方法
最寄り駅 地下鉄南北線北34条駅 一番出口徒歩1分
北34条郵便局の並びにあります

サウンド•オブ•メタル

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Amazonプライムで、やっと見終わる。

 

サウンド•オブ•メタル

 

健常者からろう者へ、そして、人工内耳装着してからの音。

聞こえる世界から聞こえない世界、ろうの世界の信念もちゃんと描かれていたり。

一連の流れを、見る者が疑似体験できるように工夫されていて。

 

5年前だったかな、全く聞こえなくなってから音を取り戻すまでの過程を思い出すくらい、丁寧に作られてました。

 

先に見終わっていた、いとこが、

"ともちゃん、あんな聞こえ方だったんだね。全く聞こえなかったときとか。。補聴器の聞こえ方とか、大勢で話してるときのわからなさとか、全部ともちゃんなんだと思ったら。。"

とポロポロ泣きながら感想を述べていて、思わずもらい泣き。
そんな風に素直に話してくれる存在に、ただただ感謝。ありがとう。大好きよ。

 

映画の中にあるような人工内耳と補聴器はまた聞こえ方がガラッと変わるので、人工内耳ほどの機械的な音ではないが、それでもスピーカーから流れるような音であることは確か。
もう違和感なく過ごしてますが笑

 

ナチュラルに聞こえる世界を学生時代は猛烈に望んでいたけれど、いまは、たまに、波の音聞いてみたいなぁ、風の音聞いてみたいなぁ、と思うくらい。でも、完全には聞こえない世界も好き。

補聴器を外したときに訪れる静寂も、自分を救ってくれる時間にもなったり。

そんな風に生きられるようになったのも、みんなのおかげです、本当に。ありがとう。

 

Amazonプライムの方、
興味あれば、ぜひ。
イヤフォンやヘッドフォンで見ると、よりリアルさが増していいらしいです。

 

#サウンドオブメタル

 

 

なぜ、できないのか。

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いろんな人の仕事の話を聞くたびに思う。

 

たとえば、

仕事ができない人

 

たとえば、

何度も聞き返す人

 

たとえば、

何度も忘れてしまう人

 

それらを、

"できない人"と決め付けてはいけないよなと。

 

幸い、私の周りにいる人たちは、

"なぜ、できないのか。"

その理由を模索して

少しでも働きやすいように工夫しようとする方が圧倒的に多くて、

話を聞くたびに、胸が温かくなる。

ありがとう。って、強く思う。

 

愚痴だけで終わらさないように

努力される姿を見て、学ばされる。

 

実際に、私自身も

"聴覚障害"があることで

どの職場に行っても

必ず必ず必ず

"仕事ができない人"という先入観で接される。

 

なぜなら、職場の人は障害のある人と働いたことがないから。免疫がないから。

 

どうしても、

障害があることで、

"足を引っ張る奴"と思われてしまう。

 

その度に悔しい思いをしてきたから

職場で

求められるスピードについていけない人に

出会うたびに

 

できない人

 

ではなく、

 

なぜできないのかを想像するように言い聞かせる。

 

もしかしたら、こちらの接し方次第で変わるかもしれない。

明確な原因が見つかるかもしれない。

 

残念ながら、変わらない人もいるけれど。

 

それでも、働きやすいヒントが見つかれたならなって。

 

誰もが、生きることに頑張ってることは間違いないはずだから。

同じくらい。

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退職してから、早2ヶ月。

コロナが落ち着かない中で、

地元の懐かしい友人たちと会う機会が増えてます。

 

学生時代のときは発作ばかりで

中学も高校も

同級生と遊ぶことよりも

発作で寝込むことのほうが多くて。

 

身体のことを気にせず遊ぶということが叶わず。

 

私にとっての学生時代の思い出は

発作に悩まされすぎて、

同級生たちとあまり時間を過ごせなかった悔いが非常に強かった。 

 

でも、

不思議なご縁で、

昨年末から地元で二人暮らしを始めて、

6月に仕事を辞めてから、

Uターンしてきた同級生や、

地元に住みながら日々奮闘してる同級生たちに、会う機会が本当に増えてきました。

 

あのとき過ごせなかった学生時代の青春を取り戻してるかのような気持ち。本当に幸せ。笑

 

コロナ禍にも関わらず、

こうして会えるのも、

同じくらいにお互いに、

コロナ対策して気をつけているからこそ。

 

コロナ禍を機に

価値観や対策の違いで

友達をやめたという話を聞くこともある中、

交友関係も変わらずにいられるのは、友人たちのおかげであって。

 

本当に本当に感謝の気持ちでいっぱい。

 

ありがとう。

 

 

初めてのハロワーク

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先日、ようやく離職票が届き、

昨日生まれて初めてのハロワへ。

 

何度か転職しているにも関わらず、ハロワがどういうものか分かっておらず、FPの彼からたくさんご指導を受けるほど笑

 

障害者手帳を持っていると、通常の流れと全く違うみたいで、ハロワの窓口も障害者専用で、いろいろ手厚く対応していただき、感謝感謝。改めて、自分は、障害者だったなと痛感させられたり。

 

手話通訳士を付けることを勧められるものの、要らないなと判断したけれど、複雑な話になるとマスクで余計に分からず。後悔。笑
手話通訳士が居る曜日に変えようかしら🤔

 

ハロワの担当者さんが、たまたま優しい方だったようで、たくさん労ってくれて、涙ちょぎれそうになる。

退職理由が、自己都合から、障害から来る体調不良に特例該当することになり、しばらくは失業保険でゆっくりすることに。


難しい病気を抱えている分、何度かやり甲斐のある仕事を退職せざるを得なかったのは辛かったでしょう。って言ってくださり、うるっ。

 

思いがけぬ形で、努力って報われるんだなと、びっくり🥺

 

しばらくは、民ちゃんの認知症ケアもしつつ、ゆっくりしよう。
この時間を無駄にしないように、疎かにしてきたことも片付けていかねば!

そして、いろんな方々に感謝していこう。

短い時間でも。

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今月に入って、

有給休暇を分散しながら過ごす日々。

 

あと8回しか出勤がないけれど、

やっとゆっくり行きたい場所に行ける喜びと、

ほぼ毎日笑いながら働かせて頂いた職場と離れる寂しさをひしひし。

 

緊急事態宣言の中でも

 

しっかり気をつけながらも

身近なもので目いっぱい楽しむ両親

 

キャンピングカーで少しでも

私の病気に負担がかからないようにと

試行錯誤しながらやってくれる彼

 

いつでもすぐに短い時間で爆笑できる親戚

 

声を掛ければ、サクッとお互いに気をつけながら立ち話ができるご近所仲間

 

そんな方々のおかげで

人より、たっくさん楽しませていただいてます。

 

人に恵まれまくりな自分だなと胸がいっぱい。

 

ありがとう

 

 

あ、私たちのことを

微笑ましいって言ってくれる方々がいますが、

残念ながら、全く微笑ましくないです、、、笑

 

小学生のときに学級委員をやっていたほどの気質が災いして、負けず嫌いな性格オンパレードで、彼とは何百回喧嘩したんだろうかと思うほど、激しい喧嘩してます。

負けず嫌いすぎて、申し訳なくなるほど。

てへぺろ

 

いつも支えてくださる家族や

友人には、本当感謝しかないです。

 

人と向き合っていくこと

人と暮らすことの大変さを

色んな人を通して、

学ばせていただいては、反省するばかり。

 

もっと優しくなれるように、気をつけなければ!!