マスクの向こう側。
マスクをつけていることが、すっかり”当たり前”となった今。
聴覚にハンディがあるものにとっては、
マスクの向こう側がみえず、
頼りになる口の形がみれず、悪戦苦闘するばかり。
申し訳ないが、
こんな状況が、
学生時代のときではなくてよかった、、
大勢の人と働いていたときでなくてよかった、、
とほっとする一方で、
聴覚障害を抱えながらも、
それらの現場にいる当事者たちはとても辛いし、大変だろうなと胸が締め付けられる。
ただでさえ、
普段から、集団の中で相手の会話を聞き取ることさえ、一苦労なだけに。
もし、自分がその立場にいたら、
間違いなく、普段より聞き取ろうと努力しなければいけないあまりに、
聴力低下してしまっていただろうなぁ、、、
発作にバンバンやられていただろうなぁ、、、と。
コロナの騒ぎになる前でさえ、
時々、お客さんに捕まる度に、
マスクなしでも聞き取れず、
「大変申し訳ないのですが、補聴器をつけているもので。
もう一度言っていただけますか?」
と返しても、
「なんで、聞き取れないあなたが働いてるの?」
「は?耳ついてんの?」
と心ない言葉を言われることもあります。苦笑
それが、マスク越しだと余計にその確率が高くなったり。
そんなことには、
もう学生時代に慣れてしまったので、
無知な人に遭遇しても、
”あー想像できない方に遭遇してしまったか”
と諦めて、謝罪して、別のスタッフを呼んで代っていただたり。
そんな私の話はさておき、
もし、普段の買い物や、接客などで、
なんだか話が伝わらないな?
聞き取れてなさそうだな、この方。
と思わせるような方々や、
「耳が聞こえないので、、」
と言われる機会があったら、
快く、筆談で対応していただけたらと思います。
もちろん、
聴覚にハンディがある側も、
しっかりと聞き取れないことを相手に示していく姿勢も大事。
それも、礼儀の一つ!!⇦ここ大事。
もし、それで冷たい態度をされても、
あーハズレくじを引いてしまったか
冷たくされた分、
助けを必要とした誰かに遭遇したときに、
心からの笑顔で温かく対応しようと割り切ろう。
もう、割り切るしかない。笑