時代が違えば。
精神科病院に40年 男性の訴えhttps://news.yahoo.co.jp/pickup/6373260
介護職時代に、精神病院で薬漬け、電気ショック治療をされて、治療による後遺症まみれになった高齢の利用者さんが多数入所されている施設で働いたことがありました。
統合失調があったとはいえ、身体に障害はなかったはずなのに、強い治療によって40代で寝たきりになったり、認知症のような症状がでたり。知能レベルが幼くなっていて、強いショックを覚えたものです。
働いてた当時、自分なりに、偏見まみれだった時代について調べていくうちに、現時点で、日本における精神病院に入院している患者は世界中の20%を占める。海外からみると、かなり遅れている。先進国なのに。。
昔の精神病院は、精神病と診断すればするほど、国から補助が出るというシステムで、きちんと診断せずに、無闇に入院させられ、隔離された人もたくさんたくさん。
わかりやすく言うと、迫害に近いようなことが行われていた時代があった。酷い治療をたくさんされてきたのも事実。
人権とはなにかと考えさせられる。
私自身も、時代が違えば、
聴覚障害があるだけで隔離され、
日のあたる場所に出させてもらえなかった立場。
だからこそ、胸に突き刺さるものがある。
偏見は、無知からくるもの。
無知を少しでも減らすために
明るく出来ることをたくさんしていきたい。