ありがとう。

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10月6日、
祖父が病床にて息を引き取りました。

入院してから、約4ヶ月。
飲み食いも一切できず、経管栄養で生きながらえる日々。
長い入院生活で認知症も進んだり、良くなったりの波があったり。
家族で協力しながら、なるべく祖父1人の時間を減らすべく、毎日昼過ぎから19時半までは誰か彼か交代しながら、びっちりいるようにしたり。そんな中で、祖父にたくさんの安心感を与えてくれたのは従弟で、感謝してもしてもしきれないほど。ありがとう。

 

最期の最期まで、祖父を通して学ばされた日々でした。
最期の最期に、家族が本当に大好きな祖父だったんだなと実感。 
葬儀も、両親の優しさが詰まっていて、母が祖父の絵をたくさん飾ろうと提案して、絵をいっぱい飾ったり。父の最期の挨拶には号泣。

祖父が愛した家族は、みんな優しくて、温かくて、そんな家族の一員であることに胸がいっぱい。

辛すぎる入院生活から解放されて、今ごろ行きたかった場所にたくさん遊びに行ってるんだろうなあ。

 

おじいちゃん、本当にありがとう。
ご苦労様でした。

 

祖父に会ったり、話し相手をしてくれた日本の友人をはじめ、沢山の海外の友人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう。

いつか家族の誰かを介護する日が来るかもしれない思いから始めた介護職、ちゃんと祖父の役に立って、本当によかったなとしみじみ。

家族のみんなが、さくらが、あの家が大好きだよ。

と痩せ細った顔で力なく呟いた言葉、ずっとずっと忘れません。

 

 

休みのたびに、必ず病院に行くのが癖になっていたから、少し寂しい。
病院の方々も本当に温かい人たちばかりで、感謝の気持ちでいっぱいです。