高校時代以来ぶりに、英和辞典を引っ張り出す。
いろんな思い出が溢れ出す。
学生時代、授業を受けることさえままならない状況だったため、
授業に出席することだけに命がけ。
授業も満足に受けられず、毎日強烈な発作に見舞われるため、
予習も復習も勉強もできず、、ただただ病との闘い。
クラスメートの辞典が使い込まれているのをみると、
自分の新品同様な辞典が恥ずかしくて仕方なかったっけ。
もう二度と英語勉強したくないとおもってから、10年。
(聴覚障害者にとって、英語の授業は音楽の授業と同じくらい屈辱的でした笑)
気がついたら、海外の友人に恵まれ、
彼らと話したいという気持ちから、英和辞典と教科書に触れていることに、
不思議な気持ちになる。
そして、嬉しくなる。
ああ、勉強できるくらい、元気になってきたんだなって。
どう巡り巡ってくるのかわからないものだね。本当に。