離れてから、気付かされること。
写真屋さんでの仕事も辞めて、
撮影会にも参加しなくなり、
出掛けるときにカメラも持たなくなり、
“撮影をする”ということから、
離れてみて気付かされることが沢山。
良いことも悪いことも。
どっちかというと、恥ずかしいことがたくさんたくさん。
撮影をするときって、
ファインダーを通してレンズ越しの世界に夢中になってしまう。
ファインダーを覗いた瞬間、周りが見えなくなってしまうときがある。
カメラや写真と縁がない第三者からしてギョッとすることも、
気付かぬうちに多々やってしまったり。
たとえば、食事をする場所での撮影。
美味しいものを記憶に留めたいからと、
お店側に断りもなく、おどおどしながらこっそり撮影。
お店側からしたら、本当に不愉快な行為。
他にも、たくさん。
自分の好きなもの、気に入ったものを、
気軽に誰でも撮影できるようになった今。
自分が気持ちよく撮影することだけじゃなく、
周りも気持ちよく対応できるよう心がけていきたい。
撮影していいですか?
のひと言で、
断られようと許可してもらおうと、
きっと何かがプラスになるはず。
あー気をつけよう。