道。


見慣れた光景が、
数日もしないうちに、
無くなってしまうなんて悲しい。

雑草が生えて、
コスモスで咲き乱れる砂利道が大好きだった。

石だらけの道を踏む度に、
じゃりじゃりとする音が大好きだった。

砂利道を歩きながら、
私の住む場所を囲む山々と青空を眺めるのが大好きだった。

本当に、
どんなときも、
一瞬一瞬、
そのとき限りなんだね。

明日も明後日も、
これからもずっと同じ光景であり続けれるなんて、
当たり前に思ってしまってても。。

この光景をみれるのは、
もう、一週間もないけれど、
工事が始まる前に、
何度も訪れて、
いっぱい撮ろう。残そう。